Fight with RSD&CRPS


このブロブはRSD&CRPSと腓骨神経麻痺の闘病日記です。是非、同じ症状で苦しんでいる方、一緒に頑張りましょう!
by fight-with-rsd
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何とかやっと・・・。

前に先生から『今後は障害を持ちながら社会復帰を考えないといけない時期です。』と宣告され、頭が何も考えられない状態でしたが、17日に結婚写真を撮りに行き、撮る間は着付けなども有って、あっというまに終わったのですが、出来上がった写真を見た時に今迄に色々と考えていたのが、何かすっきりとしました。
それまでは、最近見たDVDで『THE DIVER』と言う映画で、内容は実話らしいのですが、アメリカ海軍のDIVER(海底や海の中で救助や色々な事をしている軍人らしいのですが)に初めて黒人の海軍のDIVERが誕生する迄の映画でしたが、昔はというかまだ最近までは、海軍DAIVERには黒人はなれなかったようです。それに、休みの日などに軍艦などから、海に入って遊べるのは主に白人で、黒人は入れる日が指定されていたようでした。この映画でまだまだ人種差別は残っているとつくづく思いました。その黒人は、訓練所にもなかなか入れてもらえず、やっと入ったと思ったら同じ訓練生や教官に考えられないようないじめを受けたりしながらも海軍DIVERに初めて黒人DIVERが誕生すると言う様な映画でしたが、その映画のなかで、やっと念願のDIVERになれて、DIVERの仕事ができる様になったと思った時に、仕事中の事故で、片足にもの凄い怪我をし、なんとか切断を免れたと言う様な状況で、もうDIVERの仕事は不可能(このDIVERが装着する潜水服?は100KG程あるそうです)という宣告を受けて折角念願のDIVERになれたのに、もう怪我をした足は杖をついて歩けるのが精一杯というような辛い内容でした。でもこの黒人DIVERは、なんとか切断を免れた足でも、今後歩くのは精一杯で、もうDIVERの仕事が出来ないならと、最後にはその怪我をした足を膝下から切断し、義足で頑張ってリハビリをして、最後にはまた色々とあった末にDIVERに義足で復帰するという映画でしたが、この映画を見た後は、何か自分に色々と重ねて考えてしまい、自分もずっと好きだった沖縄に移住し、沖縄の人でもなかなか仕事が無いというような時にでも何とか仕事もみつかり、それなりに短期に色々と責任のある仕事もさせてもらえるようになり、そして彼女も出来、これからやっと色々な事を満喫できると思っていた時の怪我で、これからは一生障害を持ち、これからが一番色々な事が出来ると思っていたのが、出来なくなってしまうと思った時に、杖が無いと歩く事も満足に出来ない足だと実感した時に、いっその事、痛みだけは有るのに自由に動かす事も出来ないし、麻痺があるので、どんどんと足首は内側に日に日に曲がっていっているような足だったら。。。(実際たまに見るたびに踵の位置は内側に曲がっていっています。)こんな状態が続いて行き、痛みは消えず、足の変形は進んで行きっと考えると、『自分も切断してもらってって・・・』というような馬鹿な考えをおこしたりして、頭の中はもうぐちゃぐちゃになっておかしくなって来ていました。
でも、その結婚写真の出来上がりを見た時に、やっと最近のおかしな考えばっかりしていた頭が、目を覚ましました。折角こんなに仕事に家事にと頑張ってくれている、嫁さんの事を考えると、本当に自分は馬鹿な事ばっかり考えていたなぁと反省しました。またその反省中にも頭はぐちゃぐちゃになったりもしましたが、今は何とか気持ちの整理もつき、もう障害を持つ生活しか出来ないのなら、その生活はどんな風にしていくかとか、やっと先の事が考えられるような頭に回復してきました。
これからは、嫁さんと2人で変な考えはせずに、後ろは振り返らずに前だけをむいて生活をしていけるような気がしています。(でも、多分時々には変な事を考えてしまうかも・・・。)でも、今頑張ってくれている嫁さんの為にも絶対に絶対に病気に負けずに頑張ります!

by fight-with-rsd | 2006-12-20 15:42 | 一時退院中
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